2017
03.03

【糸魚川市大火災で考える】火災に対して防火処理(難燃処理)された木造住宅は有効か?

糸魚川大火災が大きく報道されました。
冬場は火災のニュースがとて多いです。

防火処理や難燃処理された木材で作られた木造住宅であれば、あそこまで燃え広がる前に鎮火すると思われます。
なぜなら躯体が燃えないからです。一般的な木造住宅は特に処理を施していない木材なので火災が起これば燃えてしまいます。

ただ、あそこまで風が吹き込むと防げないところもあるのかな・・・。

不燃木材という製品が各社で開発されています。
弊社はその不燃木材用の難燃剤(防火剤)を供給していますが、ここのところ個人ユーザーからのお問合わせや購入が増えています。

不燃木材で作られた住宅は簡単には燃え尽きません。しかしながら構造体を不燃木材で作っている戸建てはおそらく存在しないと思います。なぜならコストが高いからです。
不燃木材は特殊な薬剤によって木材自体を燃えにくい性質に変えています。その為通常の木材よりもコストが高いのです。
一般的に燃えにくい住宅を求めている場合はコンクリートや鉄骨で出来た住宅を建てます。わざわざ不燃木材で製造するという考え方は存在しません。

しかしコストが圧縮できるとしたらどうでしょうか?
不燃木材ほどの性能は出ないとしても、燃焼を遅らせたり有毒ガスの発生を減らす処理がもう少し低コストで出来るとしたらどうでしょうか?
弊社の製造しているSOUFAではそれが可能です。下記が燃焼実験の映像です。

現在では寺社仏閣等で施工させて頂いていますが、もし戸建住宅を建築する前に住宅の構造体や土台などにsoufaを塗っておいてくれれば、今回の様な火災ももう少し小規模で済んだのではないかと思っています。
既存の住宅の場合、既に構造体が壁の中にある為施工する事は困難ですが、これから新築する木造住宅であれば施工は簡単です。

施工方法としてはこんな感じです。

これによって一つの家が燃えにくくなれば、その間に消火する時間が稼げるかもしれません。

東京には木密地域が多く存在し、そこに対して東京都が打ち出している方針は建替えか住宅取り壊しの上道路幅拡大です。
それが出来れば問題ないと思うのですが実際には住んでいる人の意向を無視できないでしょうし、建て替えには多大なコストがかかります。それを住人が選択するかどうか・・・悩ましい問題です。

木造用の難燃剤としては毒性のないものも存在しています。
そういったもので難燃化を少しでも進める事でこの様な事を減らしてゆく事が出来ればいいなと考えています。

詳しくは公式サイトでご確認ください。
SOUFA公式サイト