2025
12.15

潜行する脅威!アメリカカンザイシロアリの国内被害拡大と「見えない食害」の真実

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木造住宅の耐久性を守る上で、シロアリ対策は欠かせません。しかし、日本在来のシロアリとは異なる生態を持つアメリカカンザイシロアリが、静かに、そして確実に全国へ被害を拡大している事実をご存知でしょうか。

ホウ酸系防蟻剤「SOUFA」の製造販売元として、その脅威の現状と、従来のシロアリ対策では見落とされがちなカンザイシロアリへの確実な対策について警鐘を鳴らします。

1. 危機的な被害拡大の現状:上陸から50年

アメリカカンザイシロアリは、元々日本には生息していなかった外来種です。

  • 1975年:東京の江戸川区で初めて被害が発見されて以来、2025年で50年の節目を迎えます 。
  • 被害拡大の加速:1990年代にはわずか6都道府県での発見にとどまっていましたが、2012年には28都道府県に増加。現在はさらに被害地域が拡大していると推測されます 。

このデータは、カンザイシロアリの侵入・定着が特定の地域の問題ではなく、日本全国の住宅にとって共通の脅威となっていることを示しています。

2. 被害のステルス性:「見えない食害」の恐怖

アメリカカンザイシロアリの最も恐ろしい点は、その被害が外部から非常に分かりにくい「潜行性」にあることです。

食害パターンの違いが発見を遅らせる

在来種のシロアリとカンザイシロアリの食害パターンには大きな違いがあります。

シロアリの種類食害の特性視認性
ヤマトシロアリ/イエシロアリ木材の年輪に沿って、柔らかい材(早材)を優先的に食害する食害箇所が線状に現れるなど、比較的被害が分かりやすい
アメリカカンザイシロアリ年輪を大きく跨ぐ食害パターンが多く、不規則外側から被害が分かりにくい。被害が進行しても表面はつるつるとした健全な状態に見えることが多い。

カンザイシロアリは、乾燥した木材の内部だけで生活し、巣(コロニー)を形成します。外側からは何の被害もないように見えるため、気づいた時には柱や梁の内部が大きく食害されているという事態になりがちです。

樹種を選ばない雑食性

食害対象の広さも、カンザイシロアリの脅威を高めています。

  • キクイムシ:デンプンの多い広葉樹の辺材や竹など、特定の栄養源(デンプン)に依存します。
  • アメリカカンザイシロアリ樹種を問わずセルロースを含む木材すべてを食害の対象とします 。

構造材から造作材、家具に至るまで、木材がある場所であればどこでも被害を受ける可能性があるため、家全体の対策が不可欠です。

3. SOUFAによるカンザイシロアリ対策の優位性

潜行性の高いアメリカカンザイシロアリの被害を防ぐには、「発見の難しさ」「被害の進行の速さ」「樹種を選ばない食性」という特性すべてに対応できる対策が必要です。

樹種・食害パターンを問わない確実な効果

SOUFAはホウ酸系防蟻剤として、イエシロアリ、ヤマトシロアリはもちろん、このアメリカカンザイシロアリに対しても絶大な効果を発揮することが、京都大学の実験などで確認されています。

ホウ酸塩は、カンザイシロアリが木材を摂食することで体内に取り込まれ、代謝機能を阻害することで死に至ります。その食害パターンや樹種に関わらず、木材が処理されていれば食害を阻止します。

半永久的な持続性で「見えない」被害を長期予防

カンザイシロアリの被害が外部から分かりにくいからこそ、長期にわたり効果が持続する対策が必要です。

  • SOUFAは無機物であり、揮発・分解しないため、木材内部に定着したホウ酸塩の防蟻効果は半永久的に持続します。
  • 再処理の必要がないため、被害に気づかない間に薬剤の効果が切れてしまうというリスクを根本的に解消できます。

外来種の脅威が増す今、住宅の耐久性を長期にわたって守るため、高気密・高断熱住宅にも安心して採用できるSOUFAによる全構造材のホウ酸処理が、最も確実で信頼性の高い選択肢となります。

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