2020
07.22

セルロースナノファイバーは燃えやすい?

セルロースナノファイバーは燃えやすい材料でしょうか?ナノセルロースは燃えます。木や木材が燃える事と同じです。

セルロースの引火点は164℃で、それ以上に加熱して着火点があれば燃えます。紙は無機物を加えている為もう少し高く、引火点は200~350℃と言われています。

セルロースの融点は260℃~270℃です。汎用プラスチックの形成温度は170℃~280℃程度なので、プラスチックの添加剤として十分使用可能だと考えられています。

そして、着火点があった場合の対策として難燃剤を添加する事が今後の材料開発として考えれるでしょう。その際には、プラスチックの難燃剤かセルロースの難燃剤、または両方を添加して性能を付与することになります。

近年の流れとしてプラスチック用の有機ハロゲン系難燃剤は環境負荷や、毒性の観点から嫌われています。そうなってくると、セルロースの難燃剤を検討することになるでしょう。現在主流なセルロースの難燃剤は水酸化アルミニウムやリン酸です。それに対して新しい選択肢としてSOUFA(ポリホウ酸ナトリウム)が加わりました。

SOUFAはセルロースの難燃剤として高い効果を発揮します。