2019
07.10

SOUFAを使って消防署と協議する

非常に多いお問合せなので下記にまとめました。参考にしてください。

消防署から指導が入った際に先方と協議するための資料を下記に記します。
参考にしてください。
ただし、必ずクリアできるわけではありませんので各自にてご対応ください。

SOUFAを150g/㎡塗布、乾燥させた試験体と、未処理試験体の燃焼比較です。
灯油を染み込ませた布に着火しています。SOUFA処理試験体は着火することなく消化しました。
未処理体は着火しました。一旦消化したのち風に吹かれて燃焼が再開します。

キッチンペーパーを難燃化した動画です。非常にわかりやすい差が出ます。

紙管を難燃化しています。乾燥後重量で約110%処理しています。こちらもかなりの差が出ます。

SOUFAを難燃剤として木板に塗布した製品が防炎認定を取得してます。
こちらは杉板にSOUFAを塗布処理し、所定の試験を行いました。
消防認定と不燃認定は異なりますのでご注意ください。詳しくはこちらをご確認ください。
消防認定・不燃認定について
下記が防炎認定書です。

こちらに付随した試験データが下記です。


SOUFA(ポリホウ酸ナトリウム)は薬剤として適合していると証明されています。

こちらはsoufa水溶液を杉板に刷毛塗処理した木製パーティションにて防炎認定を取得したものです。
なお、防炎認定等は工場生産を原則としておりますので、現場処理にて防炎認定品とは認められませんが、
それに使用している薬剤であると説明する事で一定の評価を得られると思います。
消防署が判断の基準としているものの一つが、防炎認定です。

上記認定に使用している薬剤と同じものですと説明してください。

下記はパルプモウルド(卵パック)の難燃化です。

新聞紙の簡易燃焼テストです。

上記の他にも多数の燃焼テスト動画をYoutubeにアップしてありますので、
参考にしてください。
「SOUFA 燃焼試験」で検索すると見つかります。

下記にてSOUFAの質感をご確認ください。

資料および動画はご利用いただいて結構です。こちらを利用し担当部署と協議してください。
なお、SOUFAは下記で販売しています。準備出来次第発送しますので通常時であれば数日以内にはお手元に届くかと思いますのでこちらからご購入下さい。
【公式】SOUFA公式Yahoo!ショッピングサイト

防炎、難燃、不燃に関しては不透明なことが多く、消防対策に対する明確な基準は存在しないようです。
当社にお問い合わせいただいた際にお渡ししている資料は上記となります。

ちなみに・・・消防署の担当者の方でも「防炎材料」と「不燃材料」の差を知らない方が多いようです。その為、指導を仰ぐと「不燃材料で処理してください。」「塗れば難燃化できる塗料があると思います。」と仰るケースがあります。特に不燃材料での処理と言われてしまった場合は・・・これは残念ながら協議終了です。なぜなら後施工で不燃化できる塗料は、不燃認定の仕組み上存在していないからです。なるべくこのキーワードが出てこない様に話をする、もしくは前もって防炎認定と不燃認定の違い等を説明したうえで協議する事をお勧めします。

  • フォローする