2017
03.01

鉄道の木材・木部難燃化・防炎防火処理【ポリホウ酸】

soufaはホウ素系難燃防炎水溶液です。木材等であればそのまま塗布する事で効果を発揮します。
秘密保持の関係上詳しい内容は公開できないのですが、今まで幾つかの鉄道の木材部分難燃化・防炎化に協力してきました。
今後の鉄道に関しても幾つか協力要請を頂いています。

鉄道の燃焼試験は建材の不燃性試験に比べると基準が緩い為、比較的容易に通過します。木材であればsoufaを塗布するだけでクリアできるレベルです。大体2度塗り程度でそのレベルに達すると考えています。

先日、soufaは防炎認定試験を通過しましたが、鉄道の燃焼試験は概ねそれと同じレベルの試験だと認識しています。
45度メッケルバーナー法であり、soufa塗布でクリアできました。
この場合は1度塗りで通過できましたので、材料によってはそこまで多くの塗布は必要ないかもしれません。

近年の鉄道ブームもあり記念特急などで内装に木材を使う事が増えています。
鉄道の場合は不燃木材を使うほどの難燃性は要求されないので、後処理で十分だと考えられます。soufaは無色透明無臭の水溶液であり、木材質感に大きな影響は与えない為そのままの質感を保つ事が出来ます。
soufaの主原料であるホウ酸は防蟻や防腐効果もある為木材が長持ちします。

難点としては水溶性なので水がかかる個所では使用できないという事。ですから外装での利用には向いていませんが、内装での利用は問題ありません。外装に木材を使っている鉄道は無いですし。。。

無機物で揮発しない為効果は半永久的です。

塗るだけでこの程度の差が出ますので、火災対策として効果は高いです。

紙系の材料でも効果があります。

こちらは和紙に含浸させたものです。

後施工で利用できるためコストパフォーマンスにも優れています。
不燃木材だとその都度工場で製造しなければならないのでどうしても割高になります。
soufaは無機物で揮発しない為、一度施工すると効果は半永久的に持続します。

塗りや吹き付けで処理できるので簡単ですし、毒性もない為その後の問題も安心です。

詳しくは公式サイトでご確認ください。
SOUFA公式サイト

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